毎年開催している守る会と森永乳業による合同慰霊祭は、今年は10月13日(金)に守る会代表7名と会社代表の5名が出席し、和歌山県高野山で行われました。
慰霊祭当日は、まれにみる晴天に恵まれ、早朝に全員が大阪市の南海電鉄難波駅に集合し、特急こうやで高野山に向かいました。
終点の極楽橋駅より新造された黒と橙の鮮やかなケーブルカーに乗り、高野山頂駅で下車し、慰霊碑・慈母観音像のある奥の院へ移動しました。
今回の慰霊祭は、ご住職はご多用で龍泉院の僧侶3名による読経があり、各代表が順次焼香し、亡き被害者を悼みました。今年は数年ぶりに龍泉院本堂でもお参りし、過去帳に記された亡き被害者の方々に思いをはせました。
今年は、「三者会談確認書」が締結されて50年の年であり、「終生にわたる事業と運営・体制の構想」(案)の討議を本格的に開始しています。
今回の慰霊祭は関係者が、この構想案の重要性と恒久救済の遂行をあらためて確認しあう大切な機会となりました。