毎年開催している守る会と森永乳業による合同慰霊祭は、今年は10月14日(金)に守る会代表6名と会社代表の5名が出席し、和歌山県高野山で行われました。
当日は、新型コロナウイルスが第7波の感染状況にあり、全日程で感染防止対策を実施ました。
慰霊祭当日は、秋らしい晴天に恵まれ、早朝に全員が大阪市の南海電鉄難波駅に集合し、特急こうや1号で高野山に向かいました。
車中、慰霊碑のお世話をいただいている龍泉院より帯出を許可していただいた過去帳に記載された死亡被害者のご芳名をおうかがいしました。この1年で新たに記載された被害者は63名でした。改めてご冥福をお祈り申し上げました。
当日は、終点の極楽橋駅より紅色の鮮やかなケーブルカーに乗り、高野山頂駅で下車しました。
今回の慰霊祭は、感染防止対策の関係で、奥の院の慰霊碑・慈母観音像のみにお参りしました。慰霊碑前で龍泉院の住職など4名の僧侶による読経があり、各代表が順次焼香し、亡き被害者を悼みました。感染防止対策で昨年に続き、今年も慰霊祭は午前中で終了しました。
今年は、救済事業の関係では第三次10ヵ年計画前期の2年目であり、守る会は組織をあげて「終生にわたる事業と運営・体制の構想」に係る守る会の提言(1)(2)及び「将来的な守る会活動」を討議します。
今回の慰霊祭は関係者が、この提言作成を含む運動方針の実践を再確認する大切な機会となりました。